ホイアンの旧家 クアンタンの家

クアンタンの家は150年前から古い中国旧家であり、最初の当主は漢方薬を販売した中国福建省から来た商人でした。貿易陶磁器博物館の向かい側にあるこの家は現在、7代目が暮らしています。

 

ホイアンの古い建物全体にも同じことで、クアンタンの家の入口は狭くて奥に長い造りで、屋根は陰陽のタイルで覆われています。家の表面は商品販売の場所で、裏面は川に向かい、商品を輸出入する所です。構造の面で、この家は本館、別館、中庭、歩道、後館、後庭が含まられ、中華建築が深い家です。内部は黒を基調とし、壁の彫刻や欄間の緻密な彫刻等の丁寧な細工があちこちに見ることができます。磁器のかけらに飾られた中庭の光景も綺麗です。1964年の洪水の時に水の高さが刻まれ、現在にはこの家の柱にまだ残っています。

長い年月が経ってもクアンタンの家の建築はほとんど残られ、観光の時に昔のホイアンの人々がどのような生活をしていたのかを、垣間見えると思います。

注:チケット必要